クリントイーストウッド監督の「アメリカンスナイパー」を観てました

昨日の「13時間 ベンガジの秘密の兵士」に続いて、今日もアメリカ人兵士の映画を観てました。

クリントイーストウッド監督でこの物語の主人公自身が書き残した自伝を元にした映画「アメリカンスナイパー」です。

一般公開は2015年です。

腕利きのスナイパー、クリス・カイルの物語です。

この映画も以前一度観ました。

ですのでストーリーは知っています。

ニュースで1998年のアメリカ大使館爆破事件(アメリカたいしかんばくはじけん:ケニアとタンザニアにおかれたアメリカ合衆国の大使館が爆破された爆弾テロ事件)を知り、30歳という入隊するにはちょっと歳をとりすぎていましたが、シールズとしての厳しい訓練を耐え抜き、そして幼い頃から父親から指導を受けた射撃の腕を買われて、シールズの仲間入りをします。

入隊の理由は祖国アメリカを守りたいという気持ちでしたが、初日の出動から、対戦車手榴弾を持った幼い子供と母親を射殺します。

もしカイルが撃たなければアメリカ人海兵隊員の命が脅かされるという状況下でした。

しかし任務とはいえカイルの心はその頃から徐々に荒(すさ)んで行きます。

一定期間の任務を終えて我が家に帰ってくるのですが、妻のタヤは戦争に行く前のおっととは別人のようになっていくカイルに気づき始めます。

カイルはカイルで、平和で戦闘の危機のない平和な日常生活の中では生きにくくなっていきます。つまりアメリカ兵が多くの場合直面するPTSD(心的外傷後ストレス障害)になっていきます。

心的外傷後ストレス障害

心的外傷後ストレス障害(しんてきがいしょうごストレスしょうがい、Post Traumatic Stress Disorder、PTSD)は、命の安全が脅かされるような出来事(戦争、天災、事故、犯罪、虐待など)によって強い精神的衝撃を受けることが原因で、著しい苦痛や、生活機能の障害をもたらしているストレス障害である[1]。症状がまだ1か月を経ていないものは急性ストレス障害といって区別する。

心的外傷後ストレス障害 ウィキペディア

カイルの弟もイラク戦争に従軍するのですが、心の病になってしまって、帰国を余儀なくされます。

この病は何もイラク戦争に限ったことではなく、第二次大戦中の日本兵も多くの兵隊が苦しんだ病です。

日本軍上層部はこれら心の病を抱えた元兵士たちを軍の病院に隔離して、国民には知られないようにしていました。

アメリカではPTSDにかかっているということが隠されることなく皆が知るところとなっていますが、体の傷もおおごとですが、この心の病(やまい)のPTSDも立ち直るのに相当な年月がかかる、時に本人や周りの人の命にも関わる病です。

近年の日本では、戦争ではなく2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大地震にあった方々が特に子供がこのPTSDに悩まされているとニュースやNHK’の特集番組で報じていました。

心の傷は体の傷以上に場合によっては治りにくいものだと思います。

私自身も過去の出来事からいまだに抜けきれていない心の傷を持っていると思います。

戦争に行った方々や震災に見舞われた子供達ほど深くはないですけれども。

そのことがきっかけかどうか、でもおそらくそうだろうと思えるうつ病になって15年が経とうとしています。

原因は、子供の頃のいじめと、仕事についてからの患者さんの自殺だと思います。

心の病を背負っていく辛さの一部くらいは私もわかります。

でも、友人の紹介でいい先生に巡り会えたので、だんだん良くなっている気がします。

アメリカの元兵隊さんたちの苦しみを、クリントイーストウッド監督は伝えたかったのかもしれません。

via PressSync

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