クリントイーストウッド監督の映画は必ずしもオールハッピーエンドではないけれども、何か一つ考えさせられる内容を含む

クリントイーストウッドさんといえば、今は映画監督として有名ですが、若かりし頃は、西部劇の「荒野の用心棒」や刑事ものの「ダーティハリー」などの渋めの善玉キャラクターとして、映画に出演していました。

正義の味方ではあるのですが、スーパーマンやバットマン、はたまたスパイダーマンやアイアンマン(ちょっとくどいでした)などといういかにも正義の味方という感じではなく、愛想がなくて、人からは誤解されやすくて、称賛もあまり受けることのない、目立たない正義の味方です。

日本で言えば、黒澤明監督の七人の侍の三船敏郎さん演じる菊千代(きくちよ)のような、いかにも正義の味方というようにはとても見えない人物のようです。正義とは全く縁がなさそうな感じです。

監督として活躍されるようになるとは、わたしが子供の頃にダーティハリーを見た時には想像もできませんでした。

クリントイーストウッド監督はとても特徴のある個性的な映画を撮っていると思います。

必ずしも両手(もろて)で喜べるハッピーエンドの映画は少なく、「ミリオンダラー・ベイビー」や「アメリカンスナイパー」などこれはハッピーエンドなのだろうかと首を傾げたくなるような映画も監督が作った映画の三分のニはそうした映画です。

スピルバーグ監督が作るような、あるいはジェームズキャメロン監督が作ったアバターなどとは違う終わり方をする、ある意味、見終わった後に何かを考えさせる、人の人生とは何かを、考えさせる映画のような気がします。

ですが、映画の中の登場人物の人生観や生き方を表情や言葉、行いなどを通して丁寧に事細かく描いています。

ですので、ディズニー映画やスピルバーグ監督の映画を見るようなハッピーエンドを期待してみると、がっかりするかもしれません。

ちょっと内容が重いといえば重いです。

イーストウッド監督の全ての作品ではなく、あくまで三分の二です。あとの三分の一はハッピーエンドで終わる映画です。

「スペースカウボーイ」などはハッピーエンドで終わる映画です。
ただ、トミーリージョーンズ演じるボーキンズが最後危険なソ連製の核弾頭を搭載した人工衛星の落下を防ぐために、自らその人工衛星を月へ送るために残りの酸素も限られていて、月まで行くには足りない状態だったにもかかわらず、まさに片道切符で、向かうシーンはありましたが。

ですので、文句なしのハッピーエンドで終わる映画を見たい時にはイーストウッド監督の映画は見ない方がいいかもしれません。

via PressSync

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