南野陽子さん、西田敏行さん主演の「寒椿」観てます。もうすぐ終わりです

南野陽子さん、西田敏行さん出演の映画「寒椿」

この映画は高知の遊郭での話ですので、それなりに観る前から先は予想してました。

しかもヤクザがらみで、かたせ梨乃さんが出演されるというので、もう「極道の女たち」みたいな映画を予想してました。

でも、西田敏行さんが出ているので、普通の遊郭ものや極道ものとは違うかもしれないと思って見てみました。

主演の南野陽子さん演じる牡丹(ぼたん)という芸子さんを中心にした物語です。

貞子(牡丹)の父親がバクチの借金を払うために、堅気のバスガイドをしていた、貞子(南野陽子)が売られてきます。

もうその時点で、悲惨ですが、その後も様々な男たちによって人生を翻弄されていきます。

しかし、普通のこうした遊郭映画と違っているのは、最後に牡丹(貞子)のことを本当に思っている西田敏行さん演じる冨田が、散々弄んでおいていらなくなったら、売春婦として当時の満州に売り払おうと牡丹(貞子)を子飼いのやくざの親分に預けてしまいます。

国会議員に金と買収の力でなったろくでなしの銀行家の息子に対して、冨田は怒りを爆発させます。普通なら国会議員には誰も怖くて言えないと思いますが、冨田は普段の穏やかで優しい話し方とは一転してドスききまくりでいうべきことを言います。

実は冨田は昔は高知にいながら関東までもその暴れんぼうぶりがとどろいた怖い人でした。それが、堅気の女性を愛してお嫁さんの家は当然大反対でしたが、本当に愛したその女性のために生き方を一変させました。

また話は牡丹(貞子)を囲っておきながら、議員になって遊郭の女性といることが都合が悪くなると、平気で満州に売り飛ばす銀行頭取の息子の話に戻りますが、

そのろくでなし息子の、当選したての青二才の国会議員ですが、身分の上下や貧富の差が大きかった当時、とても権力者に対するような言葉使いではなく、冨田はまるでヤクザの出入りのような感じでした。

その場には、議員当選を祝う、父親の銀行頭取も、地元の警察署長も、裏で買収を執り行ったヤクザの親分も同席のところでです。

当然、そのままですむはずはなく、同席していたヤクザの親分が手下を使って冨田と牡丹(貞子)を殺しにやってきます。

ここで、やや話が変わりますが、牡丹(貞子)のことを、以前一目見た時から、熱狂的に、牡丹(貞子)のことになると周りのことが見えなくなるくらい好きになった高嶋政宏さん演じる仁王山(におうやま)も元は襲撃に来るヤクザと同じ親分を持つ侠客(きょうかく)に憧れる男でしたが、牡丹(貞子)が危ないと聞いて、ものすごい勢いで急ぎ駆けつけて、一人で戦うことを覚悟していた冨田の加勢に回ります。

元はこの二人、牡丹(貞子)を巡って、仁王山が、牡丹(貞子)が心を寄せている冨田に嫉妬して冨田との果たし合いに持ち込もうとするのですが、冨田が渡された刀を捨てて土下座して頭を下げたため、仁王山はやる気が失せてしまい果たし合いは成立しませんでした。

もうそこからは、遊郭映画でもヤクザ映画でもなく、遠山の金さんのような展開で、二人で15人以上いるヤクザを切りまくっていきます。

私はほとんど任侠映画は普段見ないのですが、以前、「極道の女たち」を一度見たことがあるのですが、どう転んでもハッピーエンドにはならない展開で終わりました。

ですから、今回もそうなるのではないかと思っていました。

でもやはり西田敏行さんの存在があったことで、「極道の女たち」とは違う展開を期待してました。そしてその予想は当たりました。西田敏行さんが牡丹(貞子)をはじめ多くの芸子さんや女将(かたせ梨乃さん)、そして何より一人息子に対して人情味あふれる行動をしてゆくからです。それだけこの映画での西田敏行さんの存在は大きいです。

結局、最後はヤクザの親分との一騎打ちになり、冨田も銃弾を受けてしまいますが、親分も冨田の銃弾を受けて死にます。冨田は撃たれて川に落ちました。

まだ最後まで見終わってなくて残り5分くらいのところです、

これから最後の場面をみたいと思います。

最後になってしまいましたが、この映画の原作を書いたのはNHKの大河ドラマになった「篤姫」を書いた方と同じ宮尾登美子さんです。

そして「篤姫」は私が今まで見た中で2番目に好きなドラマです。

寒椿 (宮尾登美子) - Wikipedia

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