南野陽子さん主演映画「寒椿」

先日、1992年に初上映された南野陽子さん主演の映画「寒椿」を見ました。

1992年というと南野陽子さんがデビューしてから7年後のことです。

1980年代は南野陽子さんはアイドルとして、大変活躍されていました。

1990年代に入って、90年代の新しいアイドルが次々と登場してきました。

その影で南野陽子さんはヒット曲も減っていき歌手活動の出番が段々少なくなっていきます。

私の中では、今でも南野陽子さんはアイドルのままですが、世間でいうところのアイドル全盛期は、残念ながら80年代で終わっていたのかもしれません。

まさに人生の分岐点に差し掛かっていたのかもしれません。

私が高校生時代からのファンの岡村孝子さんは、この後も現在に至るまで、シンガーソングライターとして3年に一度くらいアルバムを出されています。

昔のCDは中古でそろえました。

私はファンなのに、今年の😊2月まで岡村孝子さんのアルバムは10枚くらいしか持っていませんでした。

2月に突然衝動買いをして岡村孝子さんのアルバムや、南野陽子さんのCDを40枚一気に衝動買いしました。

きっかけは、定額料金を払うと、一月間いくら聴いても追加料金なしの音楽配信サービスに入って、十代の頃に私が聴いた曲を片っ端から聞いた事でした。

そうしたら、昔の十代の頃の感情が一気に湧き上がってきて、昔聴いたCDを中古品で安いものばかりですが衝動買いしてしまいました。

話が、南野陽子さんの映画から思いっきり脱線してしまいました。

結論から言うと、私はその「寒椿」と言う映画を見てとてもショックを受けました。

その映画は、高知県の色街が舞台で、南野陽子さん演じる主人公の貞子が父親のバクチの借金の形に売られてきます。

それまでは、高知県で初のバスの添乗員さんと言う堅気の仕事をしていました。

色街と言っても色々あることを知りました。

女郎と呼ばれる売春のみを行う女性もいれば、芸妓さんになってお座敷でお客さんの相手をしたり、踊りを披露したりする女性もいました。

貞子さんも、年齢的に少し芸妓さんになるには遅かったので、もう少しで女郎になるところを、その牡丹の花に似た雰囲気を持っていると、推してくれた人がいて、芸妓さんになることになりました。

芸の覚えもよく、そのけなげさが評判になって売れっ子の芸妓さんになります。

でも、芸妓さんと言っても、今で言うダンサーではなく、結局は色街の一つの仕事の形態ですから、夜のお相手も仕事のうちです。

つまり売春です。

その時、南野陽子さん演じる牡丹(芸名)が金持ちのボンボンに気に入られ、服を脱がされていく様と、牡丹がそれをとても嫌がりながらも、務めを果たしていく姿がとてもショッキングで、これ以上見ていられないと一時停止したくらいです。

今まで31年間南野陽子さんといえば可愛わしいアイドルで、いつもニコニコ笑っている印象しかなかったものですから、無理やり売春させられて、悲しい声をあげているのは、大変なカルチャーショックでした。

そのあとも、そのボンボンがお金を払って牡丹を引き取ったかと思えば、冷たく見切りをつけて、ヤクザに引き渡してしまいます。ヤクザは牡丹を満洲の売春婦として売る算段でした。

一時はその色街一の売れっ子の牡丹を満洲まで連れて行き売春をされようと言うのです。

身元引き受け人だったボンボンが見切りをつけると、待っていましたとばかりに牡丹はヤクザに乱暴されてしまいます。

さすがにその様は場面には出てきませんが、乱暴された牡丹(貞子さん)を色街に入った頃から何かと気を使っていた仁侠あがりの西田敏行さん演じる富田が助け出したときには、牡丹は半分錯乱状態のようになっていました。

というようなストーリーでした。ラストに差し掛かってくると、西田敏行さん演じる富田が昔の仁侠魂に火がついて、と言った具合になるのですがここで結論を言ってしまうとこれからご覧になる方の楽しみを奪ってしまうので、映画の解説はここまでです。

私が言いたかったのは、ほんの2〜3年前まで、アイドルとして明るい笑顔しか見せてこなかった南野陽子さんが、とても一生懸命にお芝居、しかも色街もので濡れ場もある映画へ出演したことです。

最初見たときは、本当にショックでした。映画を観てからしばらくは、南野陽子さんの曲を聞いてても、映画でのシーンが思い浮かんでしまい聞いていることができなかったのですが、でも最近はまた前のようにお互いに若かったと思いながら聴いてます。

考えてみると、南野陽子さんにとってアイドルでいることが本当に幸せだったのか、いつもニコニコ微笑んで、可愛い歌を歌っていることがやりたかったのかと自分に問いかけるようになりました。

自分に問いかけてもよくわかりませんが、どんな仕事でも一切手を抜かず自分の持てる力以上の力を振り絞ってフルパワーで仕事をしている南野陽子さんは、アイドルもいいけれども、いつまでもできる仕事ではないし、女優業としての道を歩まれてよかったのかもと思いました。

その才能が南野陽子さんにはあるような気がします。

色街での芸妓さんを演じるというのは、とても大変なことだと思います。自分が好きでもない相手に抱かれるシーンなどは、とても演じるのが難しいのではないかと思います。

でも、今まで見てきた映画やドラマでは、キスシーンなどはたくさんありましたし、私が一番好きなドラマで、アメリカのテレビドラマとして放送された「フリンジ」でも主人公のオリビア・ダナムを演じたアナ・トーブさんもオーストラリアの女優さん出身ですが、素晴らしい女優さんです。

アマゾンビデオでまだ無料で観れた時に全50話のドラマを間隔を開けて3回は観ました。

そして、ドラマのシリーズ物としては初めてDVDも中古品ですが全話買い揃えました。

そのぐらい好きなドラマです。

アナ・トーブさんも色街ではありませんが、恋人とのキスシーンはたくさんありましたし、時にはベッドシーンもありました。

南野陽子さんも今まで築き上げたアイドルというイメージを壊してでも、女優としての全力投球の活躍を見せてくれました。

でも、何度も言いますが、アイドルの南野陽子さんが、色街で自分が好まない相手に抱かれるシーンは、その時もショックでしたがそのあとしばらくショック状態でした。

そんな南野陽子さんが2016年にデビュー30周年のコンサートを久しぶりに行い、数ヶ月後に31周年記念の追加公演を行いそのDVDを買いました。

もったいなくてなかなか最後まで見るのが惜しいような気がして購入して3かげつたっても、半分くらいまで見ると、止めてまた違う日に最初から観てということの繰り返しでしたが、昨日初めて最後まで見ました。

2016年のコンサートですがその時で49歳になられたとのことで、このコンサートが最後ですとおっしゃっておられました。

最後のコンサートをビデオとはいえ見ることができて本当に良かったと思いました。

何よりも、お元気で過ごされていたのが一番嬉しかったです。

お互いに元気に歳をとっていけたらと思いました。

via PressSync

コメント