「しあわせの隠れ場所」いいドラマなのに素直に喜べません。

「しあわせの隠れ場所」は黒人の最低レベン以下の生活をしていたマイケルをお金持ちの白人の家族、特に奥さん役のサンドラ・ブロックさんが演じるリー・アン・チューイがマイケルを支援して、結果的にはプロのフットボール選手にしようとする映画です。

こんなことが実際にあるのだろうか、と思わず出来すぎている気がするのですが、これは実話を元にしたノンフィクションの本が原作です。

サンドラ・ブロックさん演じるリーはすごく大胆で気が強い女性ですが、その裏にはあふれんばかりの愛情を秘めた人です。

家族はリーを中心に回っています。

多くの飲食店を経営しているリーの夫はそうしたリーを理解して受け入れています。

やはり、商売で成功する人の陰にはこうしたリーのような、人の痛みに寄り添う強さと優しさを持った人が得てこそだと思いました。

でも、私はどういうわけか、話が良い方向へ、良い方向へと行くと、不安になってきます。

人種差別のいまだ激しいアメリカでこのようなことがうまく行くのだろうか、と見ていると不安になります。

でもサンドラ・ブロックさんは、さすが経営を裏から支える人物だけあって、人を見る目は天賦の才覚といっていいのだと思います。

でも、どこかで邪魔が入らないか、マイケルとの別れはやってこないか、などなせが悪いことばかりが思い浮かんで、素直に安心して喜べません。

うまくいけばいくほど不安になります。

この映画はサンドラ・ブロックさんがとてもいい演技をしていて、2010年のアカデミー賞で、主演女優賞を授与されました。

流石にサンドラさんすごいです。

でも、なぜか見ているとどこかでつまずかないだろうかと、とても心配になってしまいます。

via PressSync

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