久しぶりに「篤姫」観ました。

NHK大河ドラマ「篤姫」より

急に大河ドラマ「篤姫」の『慶喜救出』が観たくなって、久しぶりにオンデマンドで篤姫を見ました。

なんといっても宮崎あおいさん演じる篤姫(天璋院「てんしょういん」)の心のやさしさ、広さがびしびしと伝わってきて何度見てもいいドラマだなと思いました。

何よりも「みかど(天皇)」を重んじる水戸徳川家出身の第15代将軍 徳川慶喜は、兵力一万五千人という薩摩軍の三倍もの人数でしたが、戦況ははかばかしくなく、そこへ岩倉具視や西郷隆盛、大久保正助(のちの大久保利通)と考え出した秘策「錦(にしき)の御旗〔朝廷公認の旗〕」をかかげて、徳川軍が朝敵(朝廷の敵)ということを見せつけます。

そこで徳川軍は戦う大義名分を失って総崩れになってしまいます。

何より驚いたのは徳川軍の総司令官の徳川慶喜で、あまりのショックに一万人以上の味方の兵を置き去りにして船で江戸へ逃げ帰ってしまいます。

 

でも思うのですが、慶喜は自らも言った言葉「火中の栗を拾う」という言葉通り、徳川家始まって以来の大ピンチの時に将軍になりました。第13代将軍で篤姫の夫であった徳川家定は30代で病死。第14代将軍の徳川家茂は21歳で病死します。

黒船来航以来外国人を追い払おうとする勢力が力を増していき、朝廷までもが、やむなくアメリカとの通商条約を朝廷の許しなく結んでしまう徳川家に対して不信感を募らせていきました。

そういった状況下でしたので、たとえ第15代将軍が慶喜でなかったとしても遅かれ早かれ徳川家による政治は終わることは明らかだったと思います。

考えるにもう実力的には第12代将軍のあたりで終わっていもおかしくなかったと思います。それほどまでに将軍家の力は弱くなっていました。

 

その波乱の中で大奥、そして徳川家を何とか守ろうとしてきたのが篤姫(天璋院「てんしょういん」)でした。

そして最後は、鉄の意志で何としても徳川家に総攻撃を仕掛けてこの世から葬り去ろうとしていた、あの西郷吉之助(西郷隆盛)の心を変えることに成功します。

それは、人の心がわかり、そして己の心で人の心を動かせる篤姫天賦の才が成した(アクロバティックな)ことでした。

 

久しぶりに篤姫を見てとてもさわやかな気持ちになりました。

 

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