「篤姫」 48回 『無血開城』を観ました

「篤姫」46回 無血開城

今日の篤姫は江戸城無血開城の回を観ました。

天璋院(てんしょういん)(篤姫)の決死の思い、そして亡き、元、西郷吉之助の唯一で最も敬愛した主君の力によって、官軍による江戸城総攻撃のまさに前日(3月15日が総攻撃の日でした)に中止になりました。

西郷吉之助は、日本を新しい国にするために、心を鬼にして、すべての責任は自分一人で背負い、戦さ場(いくさば)で戦場のつゆと消えようともあくまで徳川家を滅ぼす覚悟で総攻撃決めました。

もし戦(いくさ)になれば、徳川方の総責任者に任じられていた勝海舟は江戸の町の各所に火を放つ覚悟でした。

そうすれば、官軍がたとえ勝っても何も得られないからです。

しかし、天璋院の機転で西郷に亡きお殿様 島津斉彬(しまづなりあきら)の篤姫(天璋院)に宛てて書いた文(ふみ)を見せるように勝(かつ)に言い渡したのでした。

これを見て、本当に女性というのは男には考えつかない事を考えついて、いざとなると男より強くて凄いと思いました。そして篤姫(天璋院)というお方はまさに天が遣(つか)わした、江戸幕府を無血で終わらせる使命を帯びて、お生まれになららたのではないかと思わせるものがありました。

西郷は最後の江戸幕府側の総責任者である勝海舟との対面をしますが、西郷の決意は固くあくまでも江戸城総攻撃をすると勝に言うのでした。

しかし、このまま物別れに終わろうとしていたその時に、篤姫が勝に持たせた文を勝は西郷に見せるのでした。

文を開いて読むうちに「殿(との)」と声にもならない声で主君の名前を口にしながら涙を流してその文を読んでいきます。

話は戻りますが、天璋院(篤姫)は勝に度重(たびかさ)なる西郷との話し合いでの西郷の様子を聞きます。そして、その瞬間に西郷が昔から変わっておらず、情あつき男である事を見抜きます。

そこに希望を見出した篤姫は義理の父 島津斉彬が篤姫に宛てて書いた文(ふみ)を総攻撃の前日14日に薩摩藩邸で行われた西郷と勝との最後の話合いの場へ行く勝に渡したのでした。

もうこれ以上書いてしまうとネタバレになってしまいますので、ここから先は、これから「篤姫」をご覧になる方は、お読みにならない方が良いと思います。

NHK大河ドラマ「篤姫」のポスター
NHK大河ドラマ「篤姫」のポスター

その覚悟の深さ、硬さゆえに本来のおっとりとした人を包み込む優しい性格がきえてしまうほどの思いで、とにかく日本を良い国に変えるには今までの徳川家を滅ぼすしか無いと思いつめてきた西郷の心を動かしたのは、篤姫が勝海舟に持たせた自分宛の島津斉彬からの文でした。

まさに心で人を動かしたのでした。

そして西郷の気持ちも篤姫には見通せていたかのようでした。

勝海舟ですらわからなかった西郷吉之助の江戸城総攻撃前の西郷の気持ちをです。

頑(かたく)なに、人が変わってしまったように徳川家を潰す事のみを考えていた、誰が徳川家存続を嘆願に行ってもその決意は変わらなかった西郷吉之助でした。

その心を篤姫は父斉彬の文を見せる事で、本来の西郷のあつき心、包容力があって誰にでも好かれ、心広い本来の西郷の心を引き出したのでした。

そして、その場で西郷は勝に江戸城総攻撃は中止するという事を告げるのでした。

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